起動速度が遅くなった?

Windows8.1よりも起動速度が遅くなった印象があります。ユーザパスワードを設定していないと、Windows8.1の場合は十数秒で起動するのに対し、Windows10では30秒程度かかってしまいます。原因はなにか分かりませんが、これはちょっと残念な結果でした。
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設定周りのごちゃごちゃ感

Windows10では「設定」という項目が新たに設けられたことで、設定周りの「ごちゃごちゃ感」が向上しました。設定から行くのか、コンパネから行くのか、正直、設定周りはコントロールパネル1つに集約して欲しいと思っています。

↓設定とコントロールパネルとコンピュータの管理。もう1つにしてくれ!
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スタートメニューの「よく使うアプリ」不要論

スタートメニューの復活を喜ぶ人は多いですが、左側に表示される「よく使うアプリ」がいらない子です。ここに自由にショートカットを配置できるならともかく、何もいじれないのは邪魔なだけです。非表示に設定すると、ここがまっさらになるだけなのもどうなのかなぁと思ってしまいます。
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スタートメニューとタスクバーのピン留め

タスクバーのピン留めって正直いりますか?
スタートメニューが復活した10では、その存在価値が著しく低下したと思っています。
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また、デスクトップにアプリのショートカットを置く方法も健在なので、「ランチャー」としての機能をスタートメニューに絞るという方がシンプルなインタフェースになって良いのではないかと思います。

スタートメニュー復活を待ち望んでいた人は、スタートメニューをどのような目的で利用したかったのでしょうか。考えれば考える程、ランチャーとしてのインタフェースが増えただけのような気がしてならないのです。

まとめ

Windows8ではスタートメニューを廃止し、タブレットでの操作性を追求したため、スタート画面を採用しました。これはMicrosoftでも賛否両論あったと思いますが、Windowsのインタフェースの改革であったと思います。しかし、ユーザには受け入れられず、スタートメニューを復活せざるを得ない状況になってしまったのは、Windowsのインタフェースが退化しているのではないかと感じました。

さらに、Windowsの設定がらみのインタフェースは混沌を極める形になったのも、デスクトップとタブレットの融合を無理に推し進めた結果ではないかと思います。AppleはOSXとiOSの融合をせずに、それぞれに合ったOSとインタフェースを提供し、一定の評価をされ続けています。

どちらが使いやすいかは、利用者の考え方次第ですが、Windowsの設定に関するインタフェースは1つに集約した方がいいのではないかと個人的には思いますが、これも過去のインタフェースを捨てきれないMicrosoftが実現出来るとは正直思えないのが非常に残念です。