はじめに
iPad Proの9.7インチが発売されて2ヶ月弱が経過し、未だに購入を迷っている方が多くいらっしゃると思います。これまで初代から計5台のiPadを購入してきた私の感想は「これじゃない感」です。その理由についてご紹介します。
iOSの限界
iPadはiPhoneと同様にiOSを基本OSとしています。そもそも、iOSはiPhoneのために開発されたOSで、小さな画面で実力を発揮するOSです。それを無理やり大きな画面で使っているのがiPadの現状です。最近になってやっと2画面で並行して作業できるようになりましたが、それでも分割した画面の大きさを自由に変更することは出来ませんし、iPad Proのような大きな画面にも関わらず3画面以上表示することはできません。
このことについて、「iPad Proすげぇ!」と思っている方はAppleに騙されていることに気づいたほうが良いでしょう。iPad ProはPCにすら追いついていません。
iPadは寝室用タブレット
これまで私は初代iPadを購入してから、計5台のiPadを所有してきました。ただし、iPadによって生活が大きく変化したかと聞かれると、そうとは言えない状況にあります。私は寝る前にyoutubeやRSSを見たり、radikoやpodcastを聞いたりする習慣があります。iPadはその用途に合致していたので、寝室にiPadを置いて使っています。iPhoneでもいいかなぁと思ったこともありましたが、寝ている間にiPhoneは充電したいし、充電しながら使うにはケーブルが邪魔なのと、そのまま値落ちすることも多いので、iPhoneは充電して、iPadを使うようになりました。
所詮、私の中では、iPadは寝室用のタブレットなんです。
理想はタッチパネル液晶のMacBook
私の欲しいiPad Pro、それは「タッチパネル搭載のMacBook+iOSアプリ」です。しかも、Surface Proのようにタブレットにもなるクラムシェル型のものであれば最高です。
しかし、Apple CEOのティム・クックは、MacbookとiPadの統合はないと述べています。
Tim Cook: Apple won't create 'converged' MacBook and iPad
MacbookとiPadを使い分けるというのは意外と苦になるもので、物理的な使い方も異なるし、使うアプリも異なります。それぞれのデバイスに力を入れたいというのはAppleのエゴでしかなく、ユーザとしては1デバイスですべてが完結しているのを望んでいるはずです。
まとめ
・iOSは小さな画面で使うためのOSであって、大画面では限界がある・MacbookとiPadを使い分けるのは苦になるし、コスパも悪い
・クラムシェル型のタッチパネル搭載Macbook+iOSアプリが理想
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